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仕事の基本!職場や取引先で信頼関係を築く方法

2025.07.15

ビジネスマナー

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2人女性が握手して微笑みあっている様子のイラスト

目次

1. はじめに
2. 信頼構築における5つのポイント
 ー その①「伝える」から「伝わる」へ!相手目線のコミュニケーション
 ー その②小さな約束を積み重ねて「信頼貯金」を作ろう 
 ー その③自分から動く!一言添える!積極的な姿勢が信頼を生む
 ー その④「見た目」「声」もあなたの名刺の一部
 ー その⑤信頼される人の3つの共通点
3.
まとめ


1. はじめに


-「この人になら相談したい」
-「この人に任せたい」          
あなたの周りに、そんな風に思える人はいますか?
きっと、その人には「信頼」という揺るぎない土台があるはずです。

私は新卒でPCメーカーの営業をしていた頃、社内外の多くの方と関わる中で、信頼されることの大切さを実感しました。そこで今回は、新人の頃に学んだ「信頼構築の基本」について、明日からすぐに実践できる5つのポイントをご紹介いたします。

2. 信頼構築における5つのポイント

ー その①
「伝える」から「伝わる」へ!相手目線のコミュニケーション

自分の話を一方的に「伝える」だけでは、相手の心には響きません。大切なのは、相手に「伝わり」、そして「行動してもらう」ことです。 これができて初めて、相手はあなたを信頼してくれます。

相手の立場・状況を理解する:
相手はどんな立場で、どの程度の知識量がありそうですか?まずは相手を理解することから始めましょう。

〇立場・役職
相手は社内の人(上司、先輩、同期、後輩)か、それとも社外の人(お客様、取引先企業の方等)かを考慮して、適切な言葉遣いで話す。

〇知識レベル・価値観
何の話を、どこまで説明しながら話したらよいかを予測しながら話す。

〇その時の状況
相手の様子を確認する。
今は「忙しそう」ですか?「手が空いてそう」ですか?
自分で判断できない場合は、ご本人に直接お聞きすることもOK!

言葉を相手に合わせて調整する:
専門用語を避け、相手のペースに合わせて分かりやすい言葉で話すことを心がけましょう。

〇難しい言葉は噛み砕いて話す。

〇専門用語を避ける、または説明を加える。

〇相手のペースやテンポに合わせて話す。

相手の関心事・目的を意識してを話す:
自分が話したいことではなく、相手が「聞きたいこと」から話すのがポイントです。また、相手が話をしているときに反応を示す(アイコンタクト、相槌)。自己満足ではなく、“相手がどう受け取るか”を基準にする

「この人は何を求めているのか?」「どこに関心があるのか?」を考える。

〇伝えたいことではなく、“聞きたいこと”から話す。
「うまく言えた」ではなく「相手に伝わったか」で振り返る。

フィードバックを求める・受け入れる:
会話の合間に「ここまででわかりづらいところはありますか?」等、相手の反応を見ながら内容を調整する。

〇相手の反応を見ながら会話の内容を調整する。


ー その②
小さな約束を積み重ねて「信頼貯金」を作ろう

「資料、あとで送っておきますね」
こんな ”ちょっとした約束” 、後回しにしていませんか?

実は、こういった小さな約束を守れる人は意外と少なく、だからこそ誠実な印象が際立ちます。 小さな約束の積み重ねが「信頼貯金」となり、相手は無意識レベルの信頼感を抱いてくれるようになるでしょう。


ー その③
自分から動く!一言添える!積極的な姿勢が信頼を生む

「営業は自発的に動いてなんぼ」と言われますが、これはどんな仕事にも通じる原則です。 指示を待つだけでなく、自分から顔を出したり、率先して動いたりする姿勢が大切です。

例えば…
・商談後は、対面の場合でもリモートの場合でも必ずお礼メールを送る
・展示会では、お客様や取引先の出展ブースには必ず顔を出す 等

メール1本でも「いつもお世話になっております!」といった一言を添えるだけで、相手に与える印象は大きく変わりますよ!


ー その④
「見た目」「声」もあなたの名刺の一部

メラビアンの法則では、人の印象は「視覚情報」(表情、ジェスチャー、服装など)が55%、「聴覚情報」(声のトーン、抑揚、話す速さなど)が38%を占めると言われています。
つまり、
話の内容(言語情報)以上に、見た目や声のトーンが重要だということです。

仕事の種類に関わらず、第一印象は非常に大切です。 清潔感のある服装や、ハキハキとした声、そして笑顔を意識するだけで、相手に安心感と信頼感を与えることができます。


ー その⑤
信頼される人の3つの共通点

最後に、信頼される人に共通する3つのポイントをまとめました。

  • レスポンスが早い

    連絡が来たら、とにかく反応する。連絡がちゃんと自分に伝わっているという事実を伝えることが大切です。

  • 嘘をつかない

    分からないこと、できないことを誤魔化さないようにしましょう。後で自分自身が苦しくなり、同時に相手にも迷惑をかけてしまいます。分からないこと・できないことがあること自体は、悪いことではないし恥ずかしいことではないという認識を持つことで正直に打ち明けることができます。

  • 謝るだけでは終わらない!失敗を未来の信頼に変える行動力

    口先だけで、実際に行動しない人」と思われないようにするためには、反省は言葉だけでなく行動で示すことが重要です。例えば、改善方法を調べてメモしておくなど、何かしら次回に向けてできることがあるはずです。その場で謝って終わりではなく、次に同じミスをしないために何をどうすべきか考え、実際に行動に移しましょう。

これらは当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、継続するのは意外と難しいものです。

3. まとめ

いかがでしたか? 今回ご紹介した5つの習慣は、決して特別なことではありません。こうした日々の積み重ねが、やがて大きな信頼へと繋がっていきます。 ぜひ、明日から一つでも意識して実践してみてください。

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