似た単語だけどなにがどう違うの?~CMS、CSS、CSV~
cozzy
皆さんこんにちは!トラスの塩川です。
Web業界には、似ている単語がたくさんありますよね。
たとえば題名のような
「CMS」、「CSS」、「CSV」 など。
ウェブ上級者の方たちにとっては、なんてことないこの三つの違いですが、
ウェブ初心者にとっては、単語の始まりがみんな一緒のアルファベットだと、
「あれ?この単語って似た意味の単語だったっけ・・・?」と考え始め、
結果的にありもしない公式を自分で作ったりして。。。
など、負のスパイラルに陥ってしまう方もいるんじゃないかなと思います。
結論から言うと、この三つの単語は、
全く意味が違います。
では、それぞれどんな意味なのでしょうか?
CMSとは?
CMSとはコンテンツ・マネジメント・システム(content management system)の略で、
ウェブコンテンツを構成するテキストや画像などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理し、
配信など必要な処理を行うシステムの総称。
2005年頃より一般的に普及したと言われている。コンテンツシステム管理とも呼ばれる。(wikipedia参照)
簡単に言うと、
HTMLなどの専門知識がなくても、Webサイトの管理・更新ができるシステムです。
Webページの更新は、テキストや画像の情報だけでなく、
HTMLやCSSなどの専門知識が必要で、大変手間のかかる作業です。
ですがCMSでは、専門知識が必要なところは全てシステムに任せ、
テキストや画像の情報のみを入れていくだけで、簡単にWebページを更新することが出来ます。
CMSの代表的なものに、WordPress があります。
皆さんも良くご存知ですよね!
CSSとは?
CSSとは、カスケーディング・スタイル・シート(Cascading Style Sheets)の略で、
HTMLやXMLの要素をどのように装飾(表示)するかを指示する、W3Cによる仕様の一つ。(wikipedia参照)
こちらも簡単に言うと、
HTMLと組み合わせて、Webページを作成するための言語です。
HTMLが文書構造を定義するのに対し、CSSは文書の色や大きさ、レイアウトなど
デザインを定義するための言語になります。
HTMLのみで作成すると、テキストや画像のみをそのまま反映させたWebページになりますが、
CSSを使うことによって、HTMLで作ったページに装飾をすることが出来ます。
イメージ的には、女性のお化粧と似てるのではとないかと思います。
HTMLで作ったデータ(顔)にCSSで装飾(お化粧)するといった感じで。
現代のWebページ制作においてCSSはかかせないですね。
CSVとは?
comma-separated values(略称CSV)は、いくつかのフィールド(項目)をカンマ「 , 」で区切ったテキストデータ及びテキストファイル。
拡張子は「.csv」、MINEタイプは「text/csv」。(wikipedia参照)
こちらも簡単に言うと、
どのソフトでも見る(開く)ことの出来るテキストファイルです。
多くの表計算ソフトやデータベースソフトなどが、独自のファイル形式と共に対応しており、
異なるソフトウェア間でデータを交換する際によく利用されます。
CSVは簡単に言うとテキストに装飾できない決まりがあるので、とてもシンプルな仕組みとなっており、
だからこそ様々なソフトで見る(開く)ことができる「互換性」が最大の利点なのではないでしょうか?
また、よくエクセル(.xls)とごちゃごちゃになってしまう人がいますが、似ているようで違います。
こちらの詳しい違いは次回に書かせていただきますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
CMS : HTMLなどの専門知識がなくても、Webサイトの管理・更新ができるシステム
CSS : HTMLと組み合わせて、Webページを作成するための言語
CSV : どのソフトでも見る(開く)ことの出来るテキストファイル
となります。
頭文字が同じ単語でも、これだけ意味が違います。
自分の中でこんがらがらないように、
当たり前ですが、一つ一つの単語をしっかり理解することが大切ですね!
ありがとうございました!
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