ハラスメントとコミュニケーション【トラス社員研修】
kiura

こんにちは。トラスの木浦です。
10月に、3か月に一回の全員研修が実施されました。
トラスの全員研修は、さまざまなことを学ぶ機会であるとともに、普段は別々のクライアント先に常駐しているメンバーと近況や意見交換できる貴重な機会にもなっています。
久しぶりの自己紹介
今回は、8月に入社した新入社員の初参加ということもあり、全員の自己紹介から始まりました。
テーマは『相手にメリットになることを伝える』でした。自分の仕事内容やスキル、趣味や特技などをそれぞれ1~2分程で自己紹介しました。
限られた時間の中で、相手にきちんと伝えるためには、なにを話すかということはもちろん、ムダのないように、話す内容を取捨選択する必要があるということを改めて感じました。
先生からは、話すときの姿勢や視線、ボディランゲージ(身振り・手振り)が相手にあたえる印象や、話の内容をより伝わりやすくするための重要な要素だというご指導をいただきました。
ハラスメント研修
つづいて、今回の研修の本題です。
前回は、主にハラスメントの種類と内容、どういったものがハラスメントとなるか、などを学びました。
今回は、事例や判例を交えてのハラスメントの実例と解決に至るまでの講義と、ハラスメント時の対応について、ロールプレイを交えて学びました。
ハラスメントは、コミュニケーションの行き違いなどにより、
- 加害側・周囲がハラスメントだと気づいていない
- 被害側が不快に思っていることが伝わっていない
ことが原因になることもあり、相手との距離感・話の内容など、自分の“当たり前”が他人にとっても“当たり前”だと思い込んでしまうことにも危険性があります。
また、ハラスメントでは、裁判になることもありますが、
- 事実確認・証拠の必要性(立証が困難)
- 実際に被害(心身に影響がでるなど)がないと裁判になりにくい
- 勝訴しても充分な補償・賠償がされるとは限らない
といったこともあり、問題になる前や問題が大きくなる前に対応し解決することが重要になります。
ハラスメントの加害者にも被害者にもならないために重要なのが、対応や解決にあたっての
コミュニケーションの取りかたとなります。
という事で、相談する側・相談される側にわかれて、ロールプレイ形式のトレーニングも実施されました。
事実を相手に伝える・相手から話を聞く(正確に事実関係を引き出す)というロールプレイを通して、相手の感情を正しく読み取ることがいかに難しいか、という事を実感しました。
まとめ
今回の研修では・・・
- ハラスメントの防止・対応・解決にはコミュニケーションが重要である。
と同時に、
- 相手に正確に事実や自分の考え・感情を伝えること
- 相手の話から正確に事実や相手の考え・感情を読み取ること
の大切さを学びました。
コミュニケーションをとることの重要性と難しさを、改めて痛感する研修でした。
※トラス人材育成講師:
J.OFFICE 代表 石床 淳子様
トラスではお客さま先に常駐して運用ディレクションやサポート業務を行う、人材常駐サービスを行っています。
詳しい業務内容は人材常駐サービスをご覧ください。
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