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聴き上手になろう~コミュニケーションをとる際に気をつけたいこと。~その4

2015.06.17

人材育成

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前回は、コミュニケーションとは、「一方的に「伝える」のではなく、お互いに「伝えあい」「理解・納得」すること」であり、コミュニケーションの基本は「相手が理解できるように伝えること」として、伝え方のポイント、話しの整理のポイントといったことを書きました。

相手に伝わる伝え方~コミュニケーションをとる際に気をつけたいこと。~その3

コミュニケーションは、「お互いに「伝えあい」「理解・納得」すること」ですので、こちらから「伝える」ばかりではコミュニケーションとは言えません。
今回は、コミュニケーションのもうひとつの基本となる「相手の話を聴く」ことについて、書いてみたいと思います。

カウンセリングやコーチングでよく使われる方法・スキルに「傾聴(力)」というのがあるのはご存知でしょうか。
相手の話を注意深く、熱心に聴く。積極的・能動的に聴く。といったことが「傾聴」です。
“積極的・能動的”といっても、こちらからどんどん質問して、相手の話を引き出す、といったことではありません。

<「傾聴」のポイント>
・話の主導権を話し手に委ねる
・話を途中でさえぎらない
・話の内容や考えを受け入れる

聴き手は、あいづちやうなずき、目線や態度などで聴いていることを伝え、時々(話が途切れたときなどに)相手の言葉をオウム返しにしたり、別の言葉に言い換えて自分が理解・共感していることを話し手に伝えます。
否定的なことや自分の考えや意見を言って議論したりすることは避けて、常に話し手の意見を尊重し、肯定的に受け入れて、聴き手に徹するのが「傾聴」です。

こちらが聴きたいこと、知りたいことを聴くのではなく、話し手が話したいこと、考え、要望を話してもらうことが「傾聴」であると言えるでしょう。

ひとは、自分の話を聴いてもらえないと感じると相手の話も聴きたくないと感じるものですし、自分の話を聴いてくれる、肯定的に受け入れてくれる相手にはいろいろな話や相談をしたくなるものです。

「傾聴」することで、より多くの相手の情報や意見、要望を引き出すことができると思いますので、お試しください。

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