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Webライティング初心者向け!役立つ考え方やコツを解説!

2024.07.08

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Webライティング初心者向け!役立つ考え方やコツを解説!

目次

1.はじめに
2.一文一義で書く
3.「てにをは」を意識する
4.逆三角形型で考える
5.説得力を高めたいときは「PREP法」
6.最後に

はじめに

こんにちは。2024年4月にトラスに入社したshotaです。

私は、前職で月刊誌の編集者として働いていました。
主な業務は担当記事の執筆や、全ページの校正など、ライティングのスキルが求められる業務がほとんどでした。

この記事では、私の前職での経験とトラスでの研修内容をもとに、Webライティング初心者の方に向けたライティングをはじめるときに役立つ考え方やコツを解説します。

「文章を書くのは苦手」「Webライティングははじめて」そんな方はぜひ参考にしてください。

一文一義で書く

「一文一義で書く」とは、一つの文章に一つの意味や内容だけを含める書き方のことです。これにより、文章が明確で理解しやすくなります。

例文

A.打ち合わせを来週の月曜日9時から、会議室で行い、業務の進捗状況について話し合います。

B.打ち合わせを来週の月曜日9時から行います。場所は会議室です。業務の進捗状況について話し合います。

例文Aは一文のなかに複数の情報が盛り込まれていて、読みにくさを感じさせます。例文Bは、伝えたい情報ごとに一文が整理された良い例です。

一文一義で文章を書くには以下のポイントが重要です。

この方法で書くと、読み手が内容を理解しやすくなります。

1.一文に一つの主題を持つ 文ごとに一つの主題について述べる
2.情報を詰め込みすぎない 一文に多くの情報を含めず、必要な情報を分けて書く
3.適切な文の長さを保つ 文を短くして読みやすくする
4.論理的な流れを維持する 文と文の関係を明確にし、接続詞を適切に使う

「てにをは」を意識する

「てにをは」とは、文法における助詞のことです。言葉と言葉をつなぐ役割を持つため、文章の意味を明確にするのに重要です。

言葉のとおり「て」「に」「を」「は」が代表的な助詞ですが、他にも「が」「の」「へ」「で」なども間違いやすい助詞なので、注意が必要です。

例文①
A.トラスがいいです。
B.トラスでいいです。

例文②
A.トラスはいいです。
B.トラスがいいです。

この二つの文章を読んだとき、読み手が受ける印象が大きく違って来るかと思います。

例文①の場合、Aの文章を読むと、言われた方はいい気分ですよね。一方、Bの文章を言われたらどうでしょうか?Bの文章は投げやりな印象で、仕方なく選んでいるようにも聞こえます。

例文②の場合、Aの文章はトラスは良いと肯定しているのか、もしくは結構ですと丁重にお断りを入れているのか、はっきりしない文章となってしまいます。

このように、「てにをは」を一文字間違えると、つじつまやニュアンスがまったく合わなくなってしまいます。
ライティング業務においては誤解を招く文章とならないよう、「てにをは」を意識するようにしましょう。

逆三角形型で考える

ライティングの基本的な考え方として、逆三角形型で考えるのがおすすめです。

逆三角形型は、新聞やビジネス文書に用いられるライティング手法で、出来事の流れに沿って書くのではなく、「一番伝えたいこと(読み手が知りたいこと)」を最初に書く手法です。そうすることで「この文章はなにを言いたいのか」を明確にすることができます。

逆三角形型で考える

例えばスポーツのニュースだとしたら、以下のような文章になります。

結論:スミス選手が決勝点を決め、チームが3-2で勝利しました。

詳細:試合は2-2の同点で迎えた後半終了間際にスミス選手がゴールを決めました。

補足:この勝利でチームはリーグ首位に立ちました。次の試合は来週土曜日です。

このように試合結果を先に伝えますよね。最初に重要な情報を持ってくることで、読み手の関心を引き、その後の情報に誘導しやすくなります。
長い文章を削るときにも、補足である後ろの文章から削っていくことができるので、整理がしやすいです。

説得力を高めたいときは「PREP法」

PREP法
PREP法は逆三角形型のライティングと同様に「結論が先」に書かれ、明確で説得力のある文章を作るための構成方法です。

「結論(Point)」「理由(Reason)」「具体例(Example)」「結論(Point)」の順でまとめられたこの方法は、以下のように展開されます。

PREP法の構成

P=Point(結論)
○○○の結論は○○○です。

R=Reason(理由)
なぜならば○○○だからです。

E=Example(事例、具体例)
実際に、○○○といった事例がありました。

P=Point(結論を繰り返す)
したがって、○○○の結論は○○○になります。


結論から書くことで、読み手はひとつずつ納得しながら、文章を理解できます。
また、文章の最初と最後で「結論」を二度伝える構成になるので、読み手に伝えたいことを印象づける効果が期待できます。

ビジネス文書やプレゼンテーションはもちろん、ブログ記事のライティングにも有効な構成方法です。
仕事の報告メールや社内チャットにも取り入れられるので、報告内容が伝わりやすくなり、相手が文章を読みとる時間を短縮できるでしょう。

最後に

Webライティング初心者向けの役立つ考え方やコツをご紹介しました。

ライティングをはじめるときは「一文一義」や「てにをは」を意識することで、簡潔な文章を心がけましょう。逆三角形型やPREP法といったフレームワークに落とし込めば、さらに効果的な記事を書くことができるようになります。

この記事で紹介した考え方やコツを参考に、読者にとって読みやすい文章を作成しましょう。

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