Web業界未経験の方必見!SEOとSXOをやさしく解説
akimoto
こんにちは。2023年8月入社の秋元です。
はじめに、少し自己紹介をさせていただきます。
私、前職は食品業界で働いており、3ヶ月間マークアップWebデザイン科の職業訓練校に通ったのちに弊社に入社いたしました。
当初はWebデザイナーを目指していましたが、前職の経験を活かせる!+Web系のマルチな能力を身に着けたい!ということで、Webディレクターを志し、現在も修行中です。
今回は、そんな私が入社してから学んだSEOとSXOについて書いていきたいと思います。
どちらもWebサイト制作には欠かせない考え方です!
これからWeb業界に踏み出そうとしている方、Webライターで食べていこうとしている方、はたまた個人ブログが伸び悩んでいる方…
そんなみなさんに向けて、未経験だった私だからこそ書けるSEOとSXOについてを超々わかりやすくお伝えしていきたいと思います。
1 SEOとは
みなさんはなにか知りたいことがあったときに、どうするでしょうか?
多くの人がGoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンを使って検索すると思います。
例えば、仕事終わりに美味しい中華が食べたくなったと想像してみてください。
検索欄には「〇〇駅 中華 美味しい」と入れました。
出てきた検索結果から、どのサイトをクリックするでしょうか?
まず一番最初に目に入るのは、一番上のサイトですよね。
実際、クリック率は一番上にあるものほど高くなるのです。そのため、Webサイトの運営側にとってはこのとき表示される順位が非常に大切!
SEOとは、まさにこのことで、検索時に上位表示を目指すことを表す言葉です。
Search Engine Optimizationの頭文字を取った言葉で、和訳すると「検索エンジン最適化」といいます。
その手法はさまざまですが、おさえておきたいポイントは以下の4つです。
- キーワードをきっちり入れる
キーワードは見出し、本文に自然な形で散りばめる。 - 信憑性がある
専門家の出しているデータや論文など、信頼できる情報源を用いる。 - 新しい情報がわかりやすく書かれている
新しい情報を用い、ユーザーがひと目で理解できるようなわかりやすい文章を心がける。情報が変化した際は、必ず更新する。 - コピーではないオリジナル
他のWebサイトを参考にした場合は、コピペはNG。異なる情報を付与したり、自分の言葉で言い直すなどしてオリジナルの文章で記載する。
特にネットで情報収集をしていく際は 2.4. に要注意です!
参考Webサイトの内容が虚偽でないかどうか、そのままコピペしてしまっていないかなど、用心深く気をつけましょう!
要点をおさえたところで、次にSXOの解説にうつります!
2 SXOとは
SXOは、Search Experience Optimizationを略した言葉で、和訳すると「検索ユーザー体験最適化」です。
SEOの目的が、「検索エンジンで上位表示を目指すこと」に対し、
SXOの目的は、「ユーザーの満足度をより高めること」です。
両者の違いは、対象が 検索エンジンか ユーザーかにあります。
例えば、ユーザーがみなさんのサイトを開いたときに
「欲しい商品が見つかった!」
「なるほど!知りたい情報が知れた!」
などと思ってもらえたら、ユーザーの満足度が高い=SXO対策はばっちりということです。
しかし反対に、
「サイトが煩雑で欲しい商品になかなかたどり着かない」
「思っていた情報と違う」
などと思われては、ユーザーの満足度は低くなり、結果別のサイトへ移ってしまいます。
SXO対策をすることで、他ページも見てもらえたり、サイトのリピートに繋がるので、
その結果、サイトの滞在時間が上がる、直帰率(最初のページだけを見て他サイトに行ってしまった人の割合)が減る、などに繋がり、結果的にSEO対策にも繋がっていくのです。
3 SXO対策方法
それでは、SXOを実際にやってみましょう!ここからは具体的な方法をお話ししていきます。
SXOの手法は、主に2つです。
- ユーザーにストレスがかからないページにする
- 検索意図に沿ったコンテンツにする
1つ目「1.ユーザーにストレスがかからないページにする」ですが、
まず、下の文章を見てみてください。
上と下、どちらの文章が見やすいでしょうか?
同じ内容でも、行間や文字数、改行によって読みやすさは大きく変わることがわかります。
読みやすい文章にするための行間・文字数は以下の通りです。
- 一文あたりの文字数が40~60文字
- 一行あたりの文字数が30~40文字
- 行間がフォントに対して1.5倍
他にも、最近はモバイルで見ることが主流になっているため、携帯端末でも見やすい、
いわゆるモバイルフレンドリーであることも大切です。
- リンクはタッチしやすい仕様か
- 横スクロールはないか
- レスポンシブ対応しているか
などに気をつけましょう。
そして、次に「2.検索意図に沿ったコンテンツにするための方法」ですが、
まず、検索クエリに注目しましょう。
検索クエリとは、検索する際に入れるワードです。
1 SEOとは で取り上げた中華料理が食べたい人の検索クエリは、「〇〇駅 中華 美味しい」でした。
これを文章にすることで、検索するときの目的・・・いわゆる検索意図が見えてきます。
今回の検索意図は、「〇〇駅で美味しい中華料理屋さんを教えてほしい…」ですね。
きっと〇〇駅から近いほど、とびきり美味しいものほど喜ばれるページになることでしょう。
このように、検索クエリからニーズを考えると、発信する側のみなさんはどのような内容を書けばよいかがわかってきます。
実践する際は、ぜひ 1~4 の手順でやってみてください。
- 依頼されたワードや書きたい事柄に関して、他にどんなキーワードで検索されているのかを調べる。
[使用ツール] ラッコキーワード https://related-keywords.com/ - いくつかのワードを実際に検索し、上位表示されているサイトを見る。
- 2.の内容を書き出し、傾向を分析する。
- 求められている情報を盛り込んだページを検討する。
以上です。
さあ、これでSXOに関する知識もばっちりですね!
4 終わりに
いかがでしたか?
SEOとSXOの違いや、SXOを意識したライティングの流れは、掴んでいただけましたでしょうか?
これからお仕事でWeb制作またはサイト運用に関わりたいと思っている方、個人ブログで書き方に悩んでいる方、
そんなみなさまに少しでもなるほど!と思っていただけていたら大変うれしいです。
検索エンジンのアルゴリズムは日々変化し続けています。
ユーザーの読みたいものを模索する中で、自分が何を届けたいのか?そのページで何を伝えたいのか?
それを見失わないことが一番大切です。
ユーザーはもちろん、みなさん自身も満足できるWebサイトとなることを願っています。
それでは、また次のブログにて!
ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。
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