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ビジネスで差がつく!あなたの声を魅力的にする方法【2024年版】

2024.12.17

知識

人材育成

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目次

  1. はじめに
  2. 声が印象に与える影響力
  3. ビジネスで求められる「魅力的な声」とは?
  4. 自分の「本当の声」を知ろう
  5. 簡単トレーニング法紹介
  6. まとめ

1. はじめに

あなたは普段、「声」を普段意識していますか?
ビジネスシーンにおいて、自身の印象を決めるのは「話す内容」だけではありません。

実は、声のトーンや話し方が、相手が受ける印象に大きな影響を与えているのです。

プレゼンテーションや商談、電話対応など、声を通して自分の印象が決まる機会は多く、
声の使い方を意識することは仕事の成果にもつながります。

この記事では、以下についてご紹介していきます。

  • なぜ「声」が大事なのか。
  • ビジネスにおいての「魅力的な声」とは。
  • ビジネスでより良い印象を残すための「声」をどう磨くか。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

2.声が印象に与える影響力


メラビアンの法則というものをご存知でしょうか。

人と人のコミュニケーションにおいて、影響を与える要素を示した理論です。
1971年にアルバート・メラビアンという心理学者が提唱しました。

当時の実験では、言葉に対して感情や態度に矛盾があった場合に、
非言語的要素(声のトーンや表情)を優先して印象を判断する傾向があるというものでした。

今でもこの法則はビジネスシーンに応用されています。

たとえば、同じ「よろしくお願いします」という言葉でも、元気に明るく話すのと 低くぼそぼそと話すのとでは、受け取る印象が全く異なりますよね。

このように、声が印象に与える影響力は大きいため、
ビジネスシーンでは発言内容だけでなく「どんな声で伝えるか」も意識することが大切です。

 

3. ビジネスで求められる「魅力的な声」とは?

そもそも魅力的な声とはどういった声でしょうか。

一般的にビジネスシーンにおいては、安心感がある声説得力のある声が理想的であるといわれています。

詳しくは以下の特徴といわれています。

  • 低めの声(落ち着きや信頼感を与える)
  • メリハリのある声(話の内容が伝わりやすい)
  • よく通る声(自信を感じさせ、相手に届きやすい)

「低めの声」は、生まれ持った声質によります。声質は一朝一夕で変えられるものではありません。

「メリハリのある声」は、喋り方に左右されるので
このテクニックは改めて別の記事で書きたいと思います。

「よく通る声」は、自信や堂々とした印象を与える重要な要素です。

本記事においてビジネスでの「魅力的な声」の定義は「よく通る声」とし、
今日はこの
「よく通る声」を手に入れることを目標としていきます。

 

4. 自分の「本当の声」を知ろう

声を磨くためには、まず自分の「本当の声」を知ることが大切です。
「本当の声」とはずばり、「録音した声」です。

録音した声を聞いたことがある人はわかるかもしれませんが、
「なんか気持ち悪いなー」と感じたり、「私ってこんな声だっけ?」と
違和感を覚えることがあるかと思います。

私も昔、初めて録音した自分の声を聞いた時にショックを受けた覚えがあります。

そう感じてしまう原因は聞いている音の違いにあります。
私たちが普段耳にする自分の声は、「気導音」「骨導音」という2つの音が混ざったものです。

気導音は空気の振動が耳に伝わる音です。
また、骨導音は頭蓋骨等の骨の振動が聴覚器官に届く音で、少し低く響きます。

しかし、他人が聞く「本当の声」は、「気導音」のみです。
そのため、いつも聞いている自分の声よりも高く聞こえ、違和感につながるのです。

Q.なぜ「本当の声」を知ることが重要なのでしょうか?

A.自分の本当の声を知って聞き慣れることは、発声方法を意識的に改善するために必須だからです。

声がどのくらい通るか、どのトーンが一番落ち着いた印象を与えるかなど、
自分の声を知ることで客観的に評価できるようになります。

まずはスマートフォンや録音機器を使って自分の声を録音し、聞き返してみましょう。

 

5. 簡単トレーニング法紹介

ここからは、誰でもすぐに始められる「声のトレーニング法」を2つご紹介します。
毎日少しずつ練習を続けることで通る声を意識でき、話し方にも自信がつきます。

腹式呼吸

腹式呼吸は息を安定して出しやすくし、自然に通る声を作るための基礎です。

メリット

  • 息をしっかりコントロールできるので、楽に声を出しやすくなる
  • 副交感神経を刺激するのでリラックス効果がある
  • 寝るまえに行うと、良い睡眠がとりやすくなる

手順

  1. お腹に手を置く
    おへそから指3,4本分下のところに置く。

  2. 口から息を6秒間吐きだす
    歯を合わせ、お腹がぺったんこになるまで「すーっ」と吐く。

  3. 鼻から3秒かけて吸う
    (2で苦しくなるため、お腹をふくらませるよう意識し自然に吸う。)

  4. これを繰り返す

ポイント

  • 吸うよりも吐くことが大事
  • ゆっくり無理なく繰り返す
  • 大好きな食べ物や飲み物を思い浮かべるのも、鼻腔が広がりやすく有効。

腹式呼吸を習慣化することでリラックスした声を出しやすくなり、
ビジネスの場面でも落ち着いて話せるようになるため、おすすめです。

詳しくは、日本医師会のHPでも確認をできますので、ぜひ参考にしてみてください。

参考

日本医師会:「深呼吸をしましょう」

ハミング

ハミングは声帯に負担をかけずに響きを作り、通る声を養うトレーニングです。

鼻腔や口腔での共鳴を感じながら、安定した響きのある声を意識してみましょう。

メリット

「通る声」を出せるようになる。

手順

  1. 自分の声を録音する
    「あいうえお」や「こんにちは」など、言いやすい言葉でOK!

  1. 喉を開く
    あくびをする。舌先は力を抜いて下の歯の裏にそっと置く。
    その状態で口から息を吸うと、喉の奥に冷たい空気が当たる。この感覚を持つのが大事。


  2. 唇を軽く閉じる

  3. 「あー」と声を出す
    聞こえるのは「んー」だが、あくまで発声は「あー」。

  4. 4の状態で、軽く口を開く
    そのまま発声し続けると、通る声が出る。

  5. 録音を聴き比べる

ポイント

  • ハミングの前と後で自分の声を録音しておくと、トレーニングによる変化を実感できる。
  • あくびを意識することで喉が開き、自然な共鳴が生まれ、声がしっかりと通るようになる。
  • 唇や鼻が振動しビリビリとむずがゆくなると、質のいいハミングができている証拠!

このトレーニングを続けていくと、声が前に出る感覚を身につけることができ、「通る声」を習得できます。

YouTubeなどでも様々なハミングの方法が載っているので、ぜひご自身に合った方法でチャレンジしてみてくださいね。
日々の隙間時間でも簡単にできるので、日常のルーティンに少しずつ取り入れてみてください。

今回ご紹介したハミングトレーニングは「ココウィズちゃんねる」様の動画を参考に作成しました。
ぜひ下記リンクからご覧くださいね。

参考

ココウィズちゃんねる:「1日1分でもOK!声が楽に響くようになる!声が変わるハミングのやり方」

6.まとめ

今回は声による印象の重要さや、魅力的な声を手に入れるトレーニングを紹介させていただきました。

声は、自分だけの「最高の楽器」とも言えます。

最初は難しく感じるかもしれませんが、意識的にトレーニングを続けることで、
ビジネスシーンでの印象は大きく変わります。

声を磨いて、自信を持って話せる自分を手に入れてみませんか?
小さな積み重ねが、仕事の成果やコミュニケーション力向上に大きくつながるはずです。

トラスではお客さま先に常駐して運用ディレクションやサポート業務を行う、人材常駐サービスを行っています。
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