ゆり

目次

• はじめに
• オンラインプレゼンテーションのメリット
• プレゼンテーション環境の整え方
• 魅力的な資料作成のコツ
  
  • シンプルなデザイン
  • グラフや画像の活用
  • 見やすいフォントと色使い
• 効果的な話し方とジェスチャー
• 参加者を惹きつける方法
  • 質問を投げかける
  • Web会議ツールの機能を活用する
  • ストーリー性を加える
• まとめ

はじめに

コロナ禍が明け、近年はリモートワークから出社型のワークスタイルに戻ってきている風潮があります。一方で、遠方の人ともオンラインで気軽に会議ができる便利さから、Web会議ツールを使っての会議が一般的になり、現在でも会議スタイルの1つの選択肢となっています。
オンライン会議の一般化に伴って、今まで対面で行っていたプレゼンテーションに関しても、オンラインで資料を共有しながら行う機会が増えたように思います。

しかし、「オンラインだと伝わりにくい…」と感じたことはありませんか？対面のプレゼンテーションとは異なり、物理的な距離や技術的な制約があるため、特別な工夫が必要になってきます。今回は、オンラインプレゼンテーションを成功させるためのコツをわかりやすく紹介します。これを機に、リモートでも魅力的にプレゼンテーションを行うスキルを身につけましょう！

オンラインプレゼンテーションのメリット

オンラインプレゼンテーションスキルの習得は、Web会議ツールを活用したオンライン会議が一般化した現代社会において、必要不可欠です。

オフィスにいなくてもプレゼンテーションができるので、移動の手間やコストを削減できるのが大きなメリットです。さらに、録画機能を活用して、プレゼンテーション後に見返したり、参加できなかった人にシェアしたりすることも可能です。対面とは違ったメリットを最大限に活かし、効率的にコミュニケーションを取ることができます。

プレゼンテーション環境の整え方

オンラインプレゼンテーションの成功には、適切な環境の整備が不可欠です。以下のポイントに注意して、本番前に万全の体制を整えましょう。

・安定したインターネット接続

オンラインプレゼンテーションでは、環境の整備が成功の鍵です。まずは安定したインターネット接続が不可欠です。プレゼンテーション中に通信が途切れると、内容が伝わりにくくなりますので、事前に接続状況をチェックしましょう。

・静かな場所の確保

静かな場所でプレゼンテーションを行うことも重要です。外部の音が入らないように、できるだけ防音対策をするか、静かな環境を選ぶようにしましょう。

・カメラと照明の設定

カメラの位置は目線の高さに合わせ、照明は顔が明るく映るように調整しましょう。シンプルで清潔感のある背景を選ぶことで、視聴者がプレゼン内容に集中しやすくなります。

魅力的な資料作成のコツ

オンラインプレゼンテーションでは、視覚的な要素が非常に重要です。以下のコツを活用して、魅力的なプレゼンテーション資料を作成しましょう。

・シンプルなデザイン

スライドはシンプルかつ視覚的に魅力的なデザインを心がけます。過度な情報や複雑なデザインは避け、要点を強調したレイアウトにすることで、見る人に伝わりやすい資料になります。

・グラフや画像の活用

文字数は少なめにし、図やグラフを使って情報を整理することで、参加者がスムーズに理解できるようになります。特に、データやプロセスの説明には、視覚的なアプローチが効果的です。

・見やすいフォントと色使い

フォントサイズは大きめに設定し、色のコントラストを意識して見やすくしましょう。また、ブランドカラーや統一感のある色使いで、プロフェッショナルな印象を与えることができます。

下の画像は、SNS運用に関する資料を作成した際のスライドの1つで、図を活用して見やすく情報をまとめた例です。

効果的な話し方とジェスチャー

オンラインプレゼンテーションでは、話し方やジェスチャーが相手に与える印象を大きく左右します。以下の点に注意して、効果的な話し方を心がけましょう。

・はっきりと話す

オンラインでは、声がクリアに届くように、はっきりとした発音を心がけます。特に重要なポイントとしては、話すスピードを意識して、少しゆっくりめに話すとより聞き取りやすくなります。

・自然なジェスチャー

カメラを通してのプレゼンテーションでも、手や顔のジェスチャーを使って感情を表現すると、より説得力のある発表ができます。適度なジェスチャーで、話に動きをつけると良いでしょう。

・アイコンタクトの意識

カメラに向かって話すことで、視聴者にアイコンタクトをしているような効果を生み出します。これにより、視聴者は自分が直接話しかけられているように感じ、プレゼンテーションに引き込まれやすくなります。

 

参加者を惹きつける方法

オンラインプレゼンテーションで参加者を惹きつけるためには、一方的にずっと話し続けるだけでなく、Web会議ツール独自の機能などを使って参加意識を高めるとよいでしょう。具体的には以下の通りです。

・質問を投げかける

プレゼンテーションの途中で聴衆に質問を投げかけることで、参加意識を高め、活発な議論を促すことができます。ただ投げかけるだけでなく、指名制で質問を行うと、より効果的です。

・Web会議ツールの機能を活用する

チャット機能やアンケート機能などを活用し、聴衆との双方向のコミュニケーションを図りましょう。

・ストーリー性を加える

データや事実だけでなく、ストーリーを織り交ぜることで、聴衆の興味を引きつけ、記憶に残るプレゼンテーションにすることができます。
具体的には、自身の体験談を話したり、他社の事例を挙げながら話すと効果的です。

まとめ

オンラインプレゼンテーションを成功させるためには、環境の整備はもちろん、視覚的に魅力的な資料作りや効果的な話し方をすることが重要です。
また、対面でのプレゼンテーションとは異なり、参加者の注意を引きつけ、最後まで聞き続けてもらうことが難しい側面があるため、参加者と積極的にコミュニケーションをとるなどして、適切な工夫をする必要があります。
これらのポイントを押さえながら、自信を持ってオンラインプレゼンテーションに臨みましょう。