「致します」「いたします」の違いは?正しい使い方を解説!
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「よろしくお願いいたします」「確認いたします」など、ビジネスシーンで頻繁に使う「いたします」という言葉。「いたします」を漢字とひらがな、どちらを使うべきか迷ったことはありませんか?今回は「致します」と「いたします」どちらを使ったら良いのか、正しい使い方を解説していきます!
「致します/いたします」の意味と違い
いた・す【致す】の意味
1.届くようにする。至らせる。
2.そのことがもとで、ある結果、特によくない結果を引き起こす。ある状態に立ち至らせる。
3.全力で事を行う。心を尽くす。
4.するの謙譲語。自己側の動作を低めて言ったり、改まった気持ちで言ったりすることで聞き手に対する敬意を表す。
・するの丁寧語。
・するの尊大な言い方。話し手が相手の好意について、自分の高い位置に置いて言う。
5.命を差し出す。身をささげる。
6.(補助動詞)動詞の連用形やこれに「お」を付けた形、または、漢語サ変動詞の語幹やこれに「御(ご)」を付けた形などに付く。
・補助動詞「する」の謙譲語・丁寧語。
・補助動詞「する」の尊大な言い方。
(goo辞書より抜粋)
「致します/いたします」の違い
「いた・す【致す】」の意味を元に、違いを説明していきます。
漢字の「致す」は単体でも意味が伝わる本動詞です。「致す」+「ます」で「致します」となり、意味4の相手への敬意を表すために自分の行動をへりくだる表現になります。
ひらがなの「いたす」の場合は補助動詞です。「(お)or(ご)+動詞+いたす」という文法となり、意味6の相手への敬意を高めた表現になります。ビジネスシーンで頻繁に使う「よろしくお願いいたします。」などは、補助動詞なので、ひらがなの「いたします」を基本的に使います。
「致します/いたします」の使い分けを例文でチェック!
「致します」の例文
「する」をそのまま「致す」に変えます。
・飛行機の手配は、こちらが致します。
・良い香りが致します。
・数分致しますと、目的地に着きます。
「いたします」の例文
・ご確認のほどよろしくお願いいたします。
・ご迷惑をおかけいたします。
・お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
まとめ
以上、「致します」と「いたします」の意味や使い分けを説明してきました。違いは理解できましたか?漢字とひらがなの「致します/いたします」を理解して、使い方を間違えないようにしましょう!
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