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[初心者向け]インターネット広告用語の覚え方

2015.06.11

アクセス解析・Web解析

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CTRCTCCPCCPAROIROASの系統分け説明画像

私自身、何度か教壇に立ってWebについて教えることがあるのですが、教わる側の人は、今までの業務上で経験のない言葉は、テキストで勉強してもなかなかリアルに理解するのは難しいですね。

そんな中でもインターネット広告用語は、同じようなアルファベット3文字がいくつも出てくるので、短期間に頭に詰め込むとアルファベット3文字アレルギーが発動する人を多く見てきました。

なので今回は、最近の講義の中で発見した、[初心者向け]主要なインターネット広告用語の覚え方をお知らせしたいと思います。
今回取り上げる用語はこちらです。

CTR CTC CPC CPA ROI ROAS

分かっている人には初歩的な話なのですが、知らない人に教えるって難しいですよね。
これらが並んだとき初心者の思考は次の順序になっていると思います。

  1. 略称を、正式名称は何だったっけ?と戻したがる。
    (クリック…スルー…Rって何だっけ…Cはコスト?)
  2. 算出する公式を思い出そうとする。
  3. 公式が合っているか不安がる。

慣れていないので迷って当然です。が、本来の意味として、それぞれの指標の持つ意味を理解し、それを元に問題・課題を発見することには、最初は到底及ばないと思いますので、私としてはなるべく1~3を分かりやすく説明したいと思います。

 羅列から体系立てへ

6つの用語を、略語の頭2文字を使って3つの系統に整理します。

CTRCTCCPCCPAROIROASの系統分け説明画像

 

CT系とCP系を分けるだけでも、初心者は「なるほど!」となります。
なので、クリック・スルーの意味とコスト・パーの意味を理解してもらいます。
こういうこと↓ですね。

ctとcpの説明

どこからどこへの指標か?を図解にする。[CTR/CTC]

用語の理解が少し進展したところで、よりリアルにイメージできるように、よくありがちなページ遷移などの図解で説明してあげると、それぞれの用語の指標が、ユーザーの動きの中でどの箇所の事を言っているのかが頭に入っていきます。

ベタにホワイトボードに書くだけでいいと思います。
このように書きます。

CTRとCTCを流れを図解して説明する図

 

初心者の方は、実際の画面遷移をイメージしにくいこともあるので、”クリック・スルー…”がどこで起こっているかを形で説明してあげると納得してもらえました。

 どこでいくらかかったか?を図解にする。[CPC/CPA]

次はCTR、CTCの流れの中で、いくらコストがかかったかを図解に被せます。
”コスト・パー…”なので、広告費に目を向けることになりますが、図解すれば、”クリック・スルー…”と同じ流れであることが分かります。

このように被せます。

CPCとCPAの説明図

CP系もCT系も指標として見ている所は、同じような所なんだと気付いてくれると思います。

 広告を出して、結果良かったか?良くなかったか?の指標。[ROI/ROAS]

RO系は少し毛並が変わりますが、CP系で何にどれほどコスト(広告費)が掛かったかが指標として出るので、実際に広告費からのリターンとして、投下コストをちゃんと回収できているかどうかを測ります。

ROIは、広告費に対する”利益”の比率を、
ROASは、広告費に対する”売上高”の比率を表します。

roiroas

 

今回は以上です。

まだまだ分かりやすい説明もあると思いますが、私の経験談まで。

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