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「UFOは存在すると思いますか?」~コミュニケーションをとる際に気をつけたいこと。

2015.04.15

人材育成

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突然ですが、質問です。

「UFOは存在すると思いますか?」

 

この質問は、テレビ等でも議論されていたりして、誰もが目にした、聞いたことのある質問ではないかと思いますが、答えるにあたっては、注意が必要です。

それはなにも「存在すると思う」と答えると、“少し変わった人と思われるのではないか”というようなことではありません。

一見すると、「存在すると思う」か「存在しないと思う」という2択(そう思う理由等は置いといて)の質問で、どちらの答えでも構わないのですが、そもそも、質問者と回答者の間で「UFOって何?」という共通認識ができているか、ということが問題になります。

片方は言葉通りに「UFO=未確認飛行物体」、もう一方は「UFO=宇宙人の乗り物」といった認識の違いがあると、質問と回答・議論の内容にずれが生じます。
つまり、質問と回答・議論する、といった他者とのコミュニケーションにおいては、共通認識が必要なのです。

 

例えば、お客さまから「ホームページのリニューアルをお願いしたい」というお話をいただいた際、
・「ホームページ」とはどのサイトを指しているのか
・「リニューアル」とはどういう作業を想定しているのか
といったことを確認し、お客さまのご要望を具体化することが必要です。
この部分をおろそかにすると、最終的に良い結果につながらないであろうことは、想像していただけるかと思います。

また、詳細を確認し具体化する、といったことは、新しい案件や新しい相手に限らず、日々の業務のなかでも頻繁に行うことがあるでしょう。
そのような際にも、共通認識がなく、認識にずれがある場合は、行き違いや作業ミスが発生しがちになります。

 

電話や打合せなどでの会話でも、メール等の文書によるやりとりでも、コミュニケーションの中心は言葉です。
ですから、「ひとつひとつの言葉に対して、認識を共通化する(共通化できている)」ことこそが、コミュニケーションをとる際には重要です。

仕事の打合せなどで話がかみ合わないような場合は、お互いの言葉に注意して、認識が共通化されているか、確認してみると解決の糸口になることも多いです。
また、誰かに確認・質問する際も、相手との共通認識ができているか?という観点で使用する用語や文章に気を配ると、スムーズなコミュニケーションが図れます。

 

ごくごく初歩的なことかもしれませんが、意外と見落としがちな“言葉”について、見直してみてはいかがでしょうか。

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