豊かな自己表現を実現するための5つのステップ
こまっきー
目次
はじめに
みなさんは、日頃から自分の気持ちや考え、感情を表現できていますか?
日本人は特に、「自己表現」を苦手とする人が多いのではないでしょうか。日本人は「察する文化」とも言われている反面、自分自身を表現することを苦手とする人も多くいるように思えます。
近年は、公立高校の入学試験でも「自己表現」が導入されるといった事例もあり、ビジネスの場ではもちろん、学生時代や子どもの頃から自身を上手に表現することがますます求められる時代となっています。
本記事では、自分自身を表現をすることが「恥ずかしい」「難しい」「そんな機会はない」と感じるみなさまが、上手に自己表現して、周囲に「本当の自分」を理解してもらうために取り組むべきことを、実例を交えてご紹介していきます。
自己表現とは
実用日本語表現辞書によると、
自分の内にあるものを別の形にして外部化することを意味する語。自己表現には、自分の考えを言葉で人に伝えることや、自分の感情を反映させた芸術作品を作ることなどが含まれる。
(引用元:https://www.weblio.jp/content/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%A1%A8%E7%8F%BE)
と記載されており、自分の考えや感情、価値観、信念を他者に伝える手段となっています。
言葉で伝えることはもちろん、自分の感情を反映させた作品を作ることも含まれているとのことです。
自己表現力を高めるメリット
自己表現をすることで、自分自身を知ってもらうことができるというメリットがあります。自分の考えや感情を相手に伝えることで、お互いの本音や性格を理解することにも繋がり、より良い関係の構築ができます。現代社会においては、自己表現が個人のアイデンティティ形成やメンタルヘルスの向上にも繋がるといわれています。
また、就職活動やビジネスの場でも「自身の考え」を適切に表現することが求められる場面は多く見られます。
このように、自分自身を上手に表現することで、ビジネスの場や私生活でも円満な人間関係を構築する近道となるでしょう。
自己表現が得意な人・苦手な人の特徴
自己表現が得意な人の特徴
自己表現が得意な人は、自分の感情や意見を率直に表現できることが特徴です。また、他者とのコミュニケーションが円滑で、周囲の人々に対して明確にメッセージを伝えることができる人が多いです。さらに、自分自身に対する理解が深く、自分の強みや弱みを認識していることも挙げられます。
自己表現が苦手な人の特徴
自己表現が苦手な人は、自信がない、内気、警戒心が強い人が多いようです。過去に何かしら失敗をしたトラウマがある、他人の目を必要以上に気にしてしまうといったことが原因の一つに挙げられます。
自己表現力を向上させるために始めるべき5ステップ
では、自己表現力をアップさせるために具体的にどのようなことに取り組んで行く必要があるでしょうか?
自己理解を深める
自己表現力を高める第一歩は、自分自身を理解することです。自分の価値観や目標、強みや弱みを整理することで、自己アピールの方向性が明確になります。
これには日記を書く、自己分析ツールを利用する、または友人や同僚にフィードバックを求めるなどの方法が有効です。
コミュニケーションスキルの向上に努める
自己表現力は、良好なコミュニケーションスキルと密接に関連しています。言葉遣いやボディランゲージ、表情などの非言語コミュニケーションも重要です。
これらを意識して練習し、プレゼンテーションやディスカッションの機会を活用することで、スキルを磨くことができます。
自己表現の場を増やす
自己表現の場を増やすことも大切です。自己表現の方法は友人・知人とのコミュニケーションや習い事の発表会など、さまざまなシチュエーションを通して学んでいくものです。
しかし、その機会が少なければ自己表現を磨くことができず、結果的に苦手意識を持ってしまうこともあるでしょう。この場合は、場数を踏むことで苦手意識が払拭される可能性が高いです。
自分に自信を持つ
自己表現において、自信を持つことは非常に重要です。
自己表現が苦手な人は、自信がない人が多くみられます。自分を過小評価しているため、自分の気持ちや考えを他人にうまく伝えることが苦手です。伝えたいことや、やってみたいことがあっても、周囲の目が気になり、自分らしさを発揮することができない傾向にあります。
自信を持つためには、失敗を恐れず挑戦する姿勢が必要です。また、ポジティブな思考を意識し、これまでの自分の成功体験や達成感を振り返ることで、自己肯定感を高めることができます。
継続的な学び
自己表現力を向上させるためには、継続的な学びと成長が不可欠です。新しいスキルを学ぶための読書やセミナーへの参加、自分の経験から学びを得ることが大切です。
また、他者からのフィードバックを積極的に受け入れ、自分を客観的に見つめ直すことでさらなる成長にも繋がります。
今日からできる!身近な自己表現方法の実例
以上の5つのステップを踏まえて、実際に取り組むべきことの実例を紹介していきます。
モノづくり・作品制作で伝える
黙々とモノづくりを行うことが好きであれば、作品制作を通して自分自身を表現してみるのがおすすめです。美術品や工芸品など、積極的にアートや芸術作品を制作して、SNSなどを通じて発信してみるのも良いかもしれません。
ハンドメイドでなくても、絵画や写真、料理など、何かを生み出すようなクリエイティブな作業は、自分の思いを表現するのにぴったりです。人と話すことが苦手でも、作品を通して新しい出会いにつながるかもしれません。
私自身の経験でいうと、カメラを持って四季の風景や、自宅のペットの写真を撮影し、Instagramで公開するといった方法にチャレンジしました。自分が楽しいと思えることから着手することで、より前向きに自分自身を表現することができるのではないかと思います。
文章を書いて伝える
面と向かって誰かと話すことは苦手だけど、メールなどの文章を書くことなら得意という方もいると思います。
現代は、SNSなどの手段も発達しているため、文章で、自分の生活や好きな物事を発信してみるのもおすすめです。いきなり長文を書くのはハードルが高いと思うので、Instagramなどでお気に入りの写真とそれに一言添える形で投稿するかたちでも、立派な自己表現となります。
また、感謝の気持ちを伝えるときなどには、直筆の手紙に自身の思いを書いて伝えるのも良いでしょう。
行動で伝える
頭で考えたり、何かを作ったりするより、何かしらのアクションを起こすほうが得意という方は、行動することで自分らしさを表現してみましょう。例えば、ずっと気になっていた趣味をはじめてみたり、今まで行ったことのないお店や観光地に足を運んでみたりするのもひとつの方法です。
積極的にアクションを起こすことで、新しい価値観に触れることができ、表現力そのものの幅もおのずと広がるはずです。
自己表現力に関する側面の成長はもちろん、それまでの行動パターンを少し変えることで、自身の考え方や習慣にも変化をもたらし、人生をよりポジティブな方向に転換させられる機会にもなるかもしれません。
おわりに
ご自身に合った自己表現の方法は見つかりましたか?自己表現力を高めるために、いくつか方法を紹介しましたが、たとえ上手にできなくても、表現をしようとする努力は相手に伝わっているはずです。
自分の気持ちや個性を表現できるようになることで、相手との信頼関係を築くことができ、コミュニケーションが円滑に進められるようになります。
私自身も、こうしてブログを執筆することで、自分の考えやこれまでの経験をアウトプット出来るようになってきました。また、文章を書くにあたって、より知見を深めるためにその分野に関して学びなおしをすることで、知識の幅や表現の幅を広げることにも繋がっています。
自分自身を上手に表現して、周囲の人に誤解されず「本当の自分」をもっと良く知って貰えるようにあなたに合った表現力を磨き、日々をより楽しく豊かにしていきましょう!
関連記事
トラスではお客さま先に常駐して運用ディレクションやサポート業務を行う、人材常駐サービスを行っています。
詳しい業務内容は人材常駐サービスをご覧ください。
-
VIEW MORE
RECRUIT
トラスでは、
一緒に働く仲間を募集しております。